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トーマツモーニングピッチでCEO瀬川が登壇
〜FULL KAITENのゴールは「大量廃棄時代」の終焉〜

プレスリリース
2020/02/14

ベンチャー企業が大企業やVC、メディア等に向けてピッチを行うモーニングミートアップ(主催:デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社、共催:大阪市・大阪イノベーションハブ)が2月14日、大阪市北区の大阪イノベーションハブで行われ、フルカイテン株式会社のCEO瀬川直寛が登壇しました。

演題は「狙いは『大量廃棄時代の終焉』 小売業の在庫問題を解決するFULL KAITEN」。瀬川は国内で供給される衣料品のうち約半分は売れ残り、1年間に廃棄される衣料品が100万トンに上るとの調査結果を紹介。大量廃棄は、廃棄される物の処分にも資源を費やすものであり、「地球規模で起きている社会的な課題だ」と指摘しました。

フルカイテンは「必要な商品が必要な量だけ流通する社会を作り、大量廃棄時代を終わらせる」ことをミッションに掲げており、そのミッションを達成するために自社開発しているSaaS『FULL KAITEN』を小売企業などに提供しています。

瀬川はFULL KAITENが社会的課題と密接に関連するプロダクトであることを説明し、「導入企業が世界中で在庫削減という成果を出せば、大量廃棄の問題は解決に向かう。私や従業員のモチベーションもそこにある」と強調しました。


その後、会場に向けてFULL KAITENの主要な機能のデモを実演。今ある在庫を使って売上を増やせるというFULL KAITENの導入効果を紹介し、「売上を伸ばすためにはどんどん在庫を積まなければならないが、その結果在庫も膨らむ」という従来の手法の課題を解決できると説きました。

以上をわずか5分で済ませ、来場者からの質疑応答に応じました。
瀬川は「小売では欠品を避けるため在庫を多めに持ちがちだが、結局は売れ残る。たとえ欠品しても、案外イケてたな、という代わりの商品を消費者に知らせるのも小売の役目であり、それができるようにするのがFULL KAITEN。売上増加に至るアプローチ自体を変える」と語りました。また、物流の効率化や最適化についても質問は及び、瀬川は「多店舗展開していると、商品の店舗間移動にかかるコストは家具だと一日数十万円かかる例もある。その辺りもFULL KAITENが解決していく」と答えました。

このほかモーニングミートアップでは株式会社Catalu JAPAN代表取締役の吉本正氏、株式会社オプティマインドの齋藤貴也氏、株式会社ロジレス代表取締役の西川真央氏が登壇しました。